メンテナンス付きプランに加入していれば、車検はリース料金に含まれており、適切なタイミングでメンテナンスを受けることができます。メンテなしプランの場合、お客様ご自身で車検の見積や会社選びといった手配が必要となります。普通乗用車・軽自動車であれば初回は3年、それ以降は2年に1回のペースで車検を受ける必要があります。車検が切れてしまうと、公道を運転することができなくなります。期限ぎりぎりになって慌ててしまわないよう、車検の流れについて確認しておきましょう。

車検はなぜ必要?

車検とはクルマが保安基準に適合しているかを定期的に検査して公道の通行を認可する制度です。【道路運送車両法】にてクルマに一定の保安基準が決められており、安全な交通社会の基礎となります。検査と同時に自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)と重量税の支払いも義務付けられています。

車検のお知らせ

車検の満期が近づくと、クルマを購入したディーラー、中古車販売店、リース会社などから車検に関する案内ハガキが届いたり、電話やメールなどで連絡が入ったりする場合があります。車検時期はフロントガラスに貼ってあるステッカーで確認することもできますが、ステッカーの表面は年月のみの表示となっています。車検期限は満了日まで決まっており、8月中旬に「9月が満了だから、まだ余裕だな」と思っていても、満了日が9月1日ということもあります。ステッカーの裏面、または車検証で正確な日付を把握しておくようにしましょう。

コストを抑えるなら事前に見積もりを取る

法定費用については一律で、自賠責保険料、重量税、印紙代を納めます。それ以外の点検、整備費用、タイヤ交換、オイル交換といった費用は業者によって異なります。ですので、事前に電話やインターネットで見積もりを取るようにしましょう。費用の比較をしたければ複数の業者に依頼し、ある程度の金額が見えたら、実際にクルマを持ち込んでどのような整備作業が必要かを見積もってもらいます。また車検にかかる日数も業者により異なるので、数時間なのか、数日か、代車は出るのかなど、詳しく確認しておきましょう。

車検当日に持参するもの

車検の日にちを予約したら、当日は以下のものを用意していきます。

  • 自動車検査証(車検証)
  • 自動車納税証明書
  • 車検時諸費用
  • 認印
  • 自動車損害賠償責任
    保険証明書

車検の費用は当日に全額支払うか、分割にするかなどで変わってきます。また車内に私物を置いている場合は、紛失などのトラブルを避けるため、クルマからおろして別に保管することをおすすめします。

車検当日の流れ

予約した当日は以下のような流れが一般的です。

  1. 01

    入庫

    必要なものをそろえて予約日時に入庫します。

  2. 02

    受付

    車両の状態など気になる部分についても伝えます。

  3. 03

    分解点検・検査

    法定点検、日常点検などを行います。

  4. 04

    検査報告

    担当者から整備の必要の有無、メンテナンス費用などの説明があります。

  5. 05

    完成検査・車検合格

    業者によって数時間から数日と時間はまちまちです。

  6. 06

    車両の説明・精算

    クルマの状態について説明を受け、精算となります。

車検その後

車検完了後は、アフターフォローとして「6ヶ月後の点検を無料で実施」、「整備箇所は6ヶ月または1万kmの整備保証付き」とする業者もあります。オートフラットのフルメンテプラン・マイメンテプランであれば、見積もりや業者選びなど面倒な手続きは一切不要。アフターフォローのメンテナンスも任せることができて、とても便利です。

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