クルマを使用するうえで、ランニングコストの管理が必要になります。ランニングコストは、ガソリン代に加え、駐車場費用、保険、車検費用などが主に発生してきます。そして、忘れてはいけないのが消耗品です。主要な消耗品について、3年以内でメンテナンス、交換が必要なものをピックアップしました。
エンジンオイルは6ヶ月を目安に、走行距離でも判断
【交換目安】5,000km(おおよそ 6ヶ月間)
エンジンオイルは、エンジン内部に発生するスラッジなどの汚れを洗浄します。古いオイルを使い続けると最悪の場合、エンジンが焼きつくなどのトラブルが発生します。
オイルエレメント(オイルフィルター)は
エンジンオイル交換に準じる
【交換目安】10,000kmまたは1年
オイルエレメント(オイルフィルター)は、エンジンオイルに含まれる不純物を取り除き、エンジンの働きを円滑にする役割があります。中にろ過するためのろ紙などが入っており、定期的な交換が必要です。
ブレーキオイルは車検時の交換がベスト
【交換目安】新車時は3年、以降は2年毎
ブレーキオイルが劣化してくると、山道などでブレーキを多用した際に過熱によってブレーキが利かなくなるケースもあり、最悪の場合は事故に至ります。2年毎(新車時は3年)の交換をおすすめします。
バッテリーは車検時の交換がベスト
【交換目安】新車時は3年、以降は2年毎
バッテリーが寿命を迎えるとバッテリー上がりが起こり、エンジンがかけられなくなります。自動車のメンテナンスでは実はもっとも多いトラブルです。一般的には2~3年が寿命と言われていますが、交換時期の目安だけを頼りにせず、ディーラーやサービスステーションなどで、定期的にチェックしておきましょう。